バッテリーの寿命を考える

 

バッテリーの寿命を見極めるのに一番簡単な方法は、そのバッテリーの使用期間と使用状況とから判断することです。バッテリーの使用状況によってその寿命は大きく変わってきますが、大体の目安としては2~5年くらいです。

 

たいていのバッテリーメーカーであれば2年程度の保証は付けていますし、たとえ厳しい使用状況であっても新品のバッテリーであればその程度は大丈夫であろうという年数です。

 

そして5年というのは、非常に理想的な状態でバッテリーを使用した場合の寿命であり、使用状況によってはさらに長持ちするケースもあるわけです。

 

例えば、毎日ある程度の距離を継続的に走行するようなケースであれば、それはバッテリーにとっては非常に理想的な使用状況となるのです。毎日クルマで通勤し、なおかつある程度の距離を走っている人などの場合はバッテリーは長持ちするようになります。

 

反対にクルマに乗る回数が少なく、乗ったとしてもその走行距離が短いようなケースでは、バッテリーにとっては厳しい使用状況となり、その寿命も短くなってしまいます。たまに買い物に行くときにしかクルマを使わないような人がこれに当てはまります。

 

こうやって自分のクルマの使用状況を考え、そこからバッテリーの寿命をある程度予測することが可能となります。そして、バッテリーが上がってしまう前に新しいバッテリーに交換しておくことが肝要なのです。